矯正で唾液が増えた・飲み込みにくい|原因と相談の目安

取り外し式の矯正装置を入れた初めは、唾液が増えたように感じたり、飲み込む回数や話し方が変わったりすることがあります。慣れる場合もありますが、飲み込みにくさやむせまで「慣れの問題」と決めつけないでください。装置の種類と症状を分けて確認します。

装置と症状を分けてみる

状態確認すること相談の目安
取り外し式を入れた直後に唾液が気になる装着日、外した時との違い、会話への影響支障が続くなら数日以内に担当医院へ相談
縁が舌に当たる、マウスピースが大きく浮く、ワイヤーが外れた当たる場所、傷、装置の写真当日中に担当医院へ電話して調整時期を確認
水は飲めるが、飲み込むときに違和感があるいつからか、むせや痛み、飲める量当日中に担当歯科へ相談
急に唾液も飲み込めなくなった始まった時刻、呼吸の状態119番へ連絡
急に顔が腫れたが呼吸は安定している腫れた時刻、痛み・発熱当日中に医療機関へ相談
急に激しくむせ続ける、息苦しい、急に声が出ない、喉・舌が腫れた、意識がおかしい呼吸と意識の状態119番へ連絡

会話と外出でできる工夫

発音が気になる場合は、自宅でゆっくり音読してみてください。唾液を減らすために水分を控えるのは避けましょう。取り外した装置は医院の指示どおりケースに保管します。就寝中に取り外し式装置が外れる・むせる場合は、いったん装着を中止し、当日中に担当医院へ使用可否を確認してください。息苦しさがあれば119番へ連絡します。固定式の装置は自分で外せません。固定式で唾液が増えたように感じる場合も、別の原因を含めて診てもらいます。

部品が見当たらないとき

ワイヤーや装置の部品がなくなり、呼吸は安定していても、飲み込んだか・気道に入ったかを自分で確定できません。当日中に歯科または医療機関へ連絡し、装置の種類と見当たらない部品、咳の有無を伝えてください。激しい咳や息苦しさがあれば119番へ連絡します。

唾液は口を潤し、酸を中和する働きもあります。「多いから」と市販薬で分泌を抑えず、困っている症状を診察で伝えましょう。

装置の縁やワイヤーが当たって痛む場合は、次の記事で対処を確認できます。

参考情報


参考
Removable appliancesBritish Orthodontic Society


参考
What Is an Orthodontic Emergency?American Association of Orthodontists


参考
Saliva and Salivary Gland DisordersNational Institute of Dental and Craniofacial Research


参考
こんな時は迷わず119へ厚生労働省

資料確認日:2026年10月26日。