口呼吸が気になるときは、鼻の通りにくさ、いびきや睡眠中の呼吸、唇の閉じにくさを分けて確認します。鼻炎や子どものアデノイド(鼻の奥の組織)などで鼻が通りにくい場合もあります。歯並びや顎の位置が気になる場合は、唇の閉じにくさも矯正歯科へ伝えてください。歯列矯正だけで鼻呼吸になるとは限りません。
鼻づまり・いびき・無呼吸は耳鼻咽喉科へ
鼻づまり、鼻水、いびき、睡眠中に呼吸が止まる様子、日中の強い眠気があれば、いつから続くかと睡眠中の様子を記録して耳鼻咽喉科へ相談します。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は、鼻づまりの原因として鼻炎、副鼻腔炎、鼻茸(鼻の中のポリープ)、小児のアデノイドなどを挙げています。
参考
鼻の症状(2026年10月29日確認)日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
歯並びと口の閉じにくさは矯正歯科で確認
前歯が出て唇を閉じにくい、前歯がかみ合わない、舌が前へ出る場合は、歯列、顎の骨格、唇と舌の状態を矯正歯科で確認します。口呼吸だけを原因と決めず、鼻の治療歴や睡眠中の症状も伝えてください。
何をどこへ相談する?
| 気になること | 主な相談先 | 伝える情報 |
|---|---|---|
| 鼻づまり、いびき、睡眠中の呼吸 | 耳鼻咽喉科・睡眠を診る医療機関 | 症状が続く期間、睡眠中の様子 |
| 前歯が出て唇を閉じにくい、かみ合わせ | 矯正歯科 | 鼻の治療歴、口を閉じにくい場面 |
| 鼻と歯並びの両方が気になる | 両方の診療科 | 鼻と歯科の検査結果を相互に伝える |
自己流の口閉じテープを避ける理由
鼻が通りにくい状態で口をテープでふさぐと、必要な呼吸を妨げるおそれがあります。いびきや口の乾燥があっても、原因を確認する前に使わず、耳鼻咽喉科または睡眠を診る医療機関へ相談してください。
受診時期を症状で分ける
- 119番:強い呼吸困難、顔色や唇が青い・悪い、起こしても反応が鈍いなど反応がおかしい。
- 耳鼻咽喉科・睡眠を診る医療機関へ予約相談:睡眠中に呼吸が止まる様子を目撃したが、今は普段どおり呼吸し反応も安定している。睡眠中の様子を伝える。
- 耳鼻咽喉科の通常診療を予約:鼻づまり、いびき、のどの乾燥、日中の眠気が続く。
- 通常の矯正相談:症状が安定しており、口の閉じにくさや歯並びを評価したい。
参考
こんな時は迷わず119へ(2026年8月11日確認)厚生労働省
参考
睡眠時無呼吸の症状と受診相談(2026-10-29確認)NHS
参考
口閉じテープと鼻づまりの注意点(2026-10-29確認)Cleveland Clinic
まとめ
鼻・のどの症状は耳鼻咽喉科、口の閉じにくさやかみ合わせは矯正歯科へ伝えます。両方ある場合は、それぞれの検査結果を共有できるか確認しましょう。

