インビザラインはアライン・テクノロジー社、ゼニュムはZenyum Japanが提供する別のマウスピース矯正ブランドです。どちらも歯科医師が治療に関わります。ただし、実際の診療・契約条件は提携医院と契約書で確認する必要があります。
公開価格だけでは総額を比べられない
IPRは歯と歯の間のエナメル質を計画的に少量削って空間を作る処置、アタッチメントは歯に付ける小さな突起です。リテーナーは治療後の歯並びを保つ装置です。以下は両社の日本向け公開情報を同じ項目で並べた表です。
| 同じ確認軸 | インビザライン | ゼニュム |
|---|---|---|
| 公開される費用 | 公式は医院・歯並び・治療範囲により異なると案内。固定額は示さない | 日本の特定商取引法表示はZenyum Clear 324,500円(税込)と記載 |
| 含まれる範囲 | 医院の見積書で確認する | 同表示では治療計画・装置・IPR・アタッチメントなどを含む |
| 保定装置 | 医院の見積書で確認する | 同表示ではリテーナー購入は別途33,000円(税込) |
| 受け取りと診療 | 歯科医院で診断・装置の受け取り・経過確認 | 提携クリニックでフィッティング後に受け取り |
表示の確認日は2026年10月28日です。Zenyum Clearという特定プランと、医院・プラン未指定のインビザラインをそのまま価格比較することはできません。両方で検査、通院、追加装置、保定を含めた同じ治療範囲の見積書をそろえてください。
同じ条件で比べる
公式サイトで比較できるのは、各社が公表する一般的な治療の流れやサービス条件までです。自分の適応、治療期間、総額、通院回数は診断と契約で変わるため、ブランド間の固定差として断定できません。
- 対面で行う検査と、その結果を説明する歯科医師
- 通院先、緊急時の連絡先、途中で計画どおり動かない場合の診察
- 追加アライナー(途中評価後に作り足すマウスピース)、補助装置(歯の動きを助ける突起やゴムなど)、再スキャン(歯並びを再度読み取る検査)の費用
- 中止・返金・転居・転院の条件
- 歯を動かした後に安定させる保定、そのために使うリテーナー(保定装置)と経過観察
申込から診療まで、誰が担当するか
インビザライン公式は、担当医が精密検査と口の中のスキャンを使って治療計画を作り、定期診察で経過を確認すると案内しています。ゼニュムの日本向け表示は、装置を提携クリニックへ送り、来院時のフィッティング後に渡すとしています。両者とも、実際に検査・診察する医院と連絡方法は契約前に特定する必要があります。申し込み窓口と医療上の相談先が同じとは決めつけず、装置が入らないときに誰へ何時までに連絡できるか聞いてください。
公開条件と個別の治療契約を照合する
ゼニュムのウェブサイト利用規約と特定商取引法に基づく表示は、公開されている一般条件です。個別の治療契約書や、提携医院の診療条件と同一とは限りません。特定商取引法表示は原則として購入後の返品・キャンセルを受けない一方、所定の条件では返金する場合もあると記しています。自分の検査費、追加治療、返金、転院、保定は、提携医院から渡される見積書・治療計画・契約書で確認してください。
装置名だけで適応を決めない
前歯だけに見える問題でも、奥歯のかみ合わせや顎の骨格を含むことがあります。診察では、マウスピースだけで目標を達成できるか、IPR(歯と歯の間を計画的に少量削る処置)やゴム、ワイヤー併用が必要かを聞きます。
参考情報
参考
Zenyum ウェブサイト利用規約Zenyum Japan(2026-10-28確認)
参考
特定商取引法に基づく表記Zenyum Japan(2026-10-28確認)
参考
インビザライン矯正の治療過程(2026年10月28日確認)インビザライン・ジャパン
参考
インビザライン 治療費(2026年10月28日確認)インビザライン・ジャパン
ブランドを決める前に、医院の診断と総額を比べる7項目も確認できます。


