抜歯後は、痛みや腫れが最初の2〜3日で強まり、その後落ち着いていくことがあります。ただし、抜き方や傷の大きさで経過は変わり、全員が3日で痛くなくなるわけではありません。UCLHの案内では、痛みや不快感が数週間残る場合もあり、複雑な抜歯では長くかかることもあると説明しています。強い痛みが続く、いったん軽くなってから悪化する場合は、抜歯した歯科へ連絡してください。
日にちだけでなく、症状の変化を見る
| 状態 | 行動 |
|---|---|
| 唾液に少量の血が混じる | 量が増えていないか見ながら、医院の説明どおりに過ごす |
| 鮮血が続き、指示どおり圧迫しても止まらない | 当日中に抜歯した歯科へ連絡する |
| 強い痛みや顔の腫れが続く・悪化する | 当日中に歯科へ連絡し、抜歯日と変化を伝える |
| 息が苦しい、喉の腫れで飲み込めない | 119番へ連絡する |
最初の24時間は、傷の血の塊を守る
抜いた穴にできる血の塊は、傷が治るために必要です。うがい、何度も唾を吐くこと、舌や指で触ることは避けます。麻酔が残っている間は熱い物や、頬・舌をかむことにも注意してください。
英国UCLHの案内では、激しい運動は24時間、喫煙は少なくとも48時間避けるよう示されています。自分の処置に合わせて、抜歯した医院から渡された生活上の指示を優先しましょう。
食事はやわらかく、傷をこすらない
最初の数日は、熱すぎないやわらかい物を選びます。歯磨きは傷を傷めないように行い、再開時期と磨く場所は医院の説明に従ってください。食べにくさで水分も取れない場合は、当日中に医院へ連絡します。
痛み止めを増やす前に、処方元へ聞く
痛み止めは指定された量と間隔を守ります。効かないときに自己判断で増量・併用せず、薬の名前と飲んだ時刻を歯科または薬剤師へ伝えてください。持病の薬を、抜歯したという理由で自分から中止しないことも大切です。
抗菌薬を飲んで発疹が出た場合は服用を中止し、呼吸が安定していても当日中に処方元へ相談します。息苦しさや喉・舌の腫れを伴う場合は119番です。
参考情報(2026年9月11日確認)
参考
Dental extractions: post-operative instructions(2025年2月6日更新)UCLH NHS
参考
Dental abscess:呼吸・飲み込みの困難NHS


