インビザラインの装着を数日から3か月ほど休んだときは、合わない装置を無理に押し込まず、次の番号へ進まないでください。最後に装着した日、使用中の番号、今の装置がどこまで入るかを伝え、治療中の医院へ連絡します。
休んだ日数だけでは再開方法を決められない
同じ1週間でも、治療する歯、交換直後かどうか、装着できた時間によって歯の位置は異なります。数日、数週間、3か月のいずれでも、以前の装置が入るだけで安全に再開できるとは判断できません。医院で今の位置を確認します。
今回確認した学会資料や研究には、「数日・数週間・3か月」の中断ごとに再開方法を決める基準は示されていません。装置を付けていた日数を調べた研究から、付けずに休んだ日数の安全な期限を決めることもできません。
連絡前にそろえる情報
- 最後に十分な時間装着できた日
- 最後に使った装置番号と交換予定日
- 現在の装置が入るか、どこが浮くか
- 痛み、傷、装置のひびや変形
- 手元にある前後の装置
口元の写真もあると状況を伝えやすくなります。装着できなかった理由が仕事、育児、体調、紛失などであれば、その事情も伝えてください。続けられる計画へ見直す材料になります。
合わない装置を強くかまない
チューイーを長く強くかむ、熱で形を変える、番号を飛ばして先へ進むと、予定と違う力がかかるおそれがあります。前の装置へ戻る場合も、どの番号を使うか医院へ確認してください。
医院では三つの再開案を比較する
診察後は、今の装置を一定期間使う、前の装置へ戻る、新しく歯型を取って追加装置を作る、といった案が考えられます。どの方法になるかは歯の位置と治療段階で決まります。「治療終了予定はどう変わるか」「追加費用があるか」「作製中は何を使うか」を確認しましょう。
再び続けにくくならない工夫
食後に戻す時刻を決める、ケースを持ち歩く、交換日をスマートフォンへ登録する方法があります。それでも難しい場合は、装着管理が必要な治療を続けるか、別の治療方法を含めて担当医と相談します。
関連記事
再開前の装置に浮きがある場合は「マウスピース矯正が浮く原因」を、診察後に追加装置を提案された場合は「リファインメントの確認点」を読んでください。
参考情報
以下を2026年8月30日に確認しました。


