金属アレルギーがあっても矯正の選択肢はありますが、「透明な装置なら金属を一切使わない」とは限りません。アタッチメント(歯に付ける小さな突起)、顎間ゴムを掛けるボタン、ワイヤー、リテーナー(治療後の歯を安定させる保定装置)など治療全体の材料を確認し、症状や検査歴を矯正歯科へ伝えることが先です。
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治療前に伝える情報
- アクセサリー、時計、歯科治療で赤み・かゆみ・腫れが出た経験
- 皮膚科で検査した金属名と結果
- 口の中にある詰め物、被せ物、インプラント
- 現在の皮膚症状と使用中の薬
パッチテストは皮膚に候補物質を貼って反応を見る検査です。必要性と検査項目は皮膚科が判断するため、自己購入した試薬で試さないでください。
装置は材料名まで確認する
セラミックブラケットやマウスピースを選んでも、補助部品に金属が使われる場合があります。診察では「治療開始から保定までに使う部品」「原因として疑われる金属を避けられる代替案」「破損時の交換材料」を聞きます。金属を避けることで治療法に制限が出る場合は、その範囲も比較します。
治療中に症状が出たら
装置に触れる付近だけに赤み・かゆみがあり、呼吸や全身状態が安定している場合は、装置を自己判断で切ったり外したりせず、当日中に矯正歯科へ連絡し、皮膚科受診の要否を確認してください。呼吸は安定していても発疹や腫れが短時間で広がる、または全身へ症状が出る場合は、装置を触らず当日中に皮膚科または救急相談へ連絡します。息苦しさ、喉や舌の急な腫れ、意識がおかしい場合は119番へ連絡します。


