矯正用マウスピースの洗い方は、装置と洗浄剤の組み合わせで決まります。「マウスピース用」と書かれていても、すべての装置に使えるとは限りません。まず、歯を動かす装置(アライナー)なのか、治療後の歯並びを保つ装置(リテーナー)なのかと、製品名を確認しましょう。
洗う前に、説明書のここを見る
| 見る項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 使用できる装置 | メーカー名、材質、金属部品の有無 |
| 水の温度と量 | 手元の洗浄剤に指定された温度・水量 |
| 濃度と時間 | 1回の量、つける時間、使用頻度 |
| すすぎと保管 | 薬剤を流す方法、装置とケースの扱い |
リテーナー向けの清掃方法を、そのまま別メーカーのアライナーへ移さないでください。歯磨き粉や超音波洗浄器も、使用できるかを製品名と一緒に担当医院へ聞きます。
具体例:インビザライン・クリーニング・クリスタル
以下は日本公式ストアの「クリーニング・クリスタル(50個)」の手順です。対象は同社の指定アライナー・リテーナーで、他社品や金属部品を含む装置の手順ではありません。
1
装置をすすぐ
口から外し、水道水ですすぎます。
2
指定の洗浄液を作る
容器に装置を入れ、約40度の温水100mlと1袋を加え、20秒ほどやさしく混ぜます。
3
15分後によくすすぐ
15分つけた後、再び20秒ほど混ぜます。装置と容器を約40度の温水でよくすすぎます。
洗浄剤は口に入れたり飲み込んだりせず、子どもの手が届かない所に保管します。購入時の説明書が変わった場合は、その内容を優先してください。
参考
インビザライン・クリーニング・クリスタル(50個):使用方法・安全上のお知らせインビザライン日本公式ストア
汚れを落とすことと、装置を交換することは別
洗浄しても落ちない汚れ、ひび、変形、歯からの浮きがあるときは、装置番号と交換日、写真を担当医院へ送ります。汚れが気になるという理由だけで次の番号へ進めません。強く削るなど、表面や形を変える方法も避けてください。
痛い、入らない、割れている場合は、無理に装着せず当日中に医院へ連絡し、使用する装置を確認します。汚れだけで問題なく装着できる場合は、診療時間内に使える洗浄方法を問い合わせましょう。
治療後に使うリテーナーの種類別の清掃は、次の記事で説明しています。
資料確認日:2026年9月11日。

