矯正で頬の内側が痛い|装置の刺激と口内炎の対処

矯正中に頬の内側が痛むときは、装置に慣れる途中のこすれだけでなく、ワイヤーの飛び出しやブラケットの外れが隠れていることがあります。まず明るい場所で口の中を見て、どこが傷つき、どの装置が触れているか確認します。

よくある3つの原因

装置の表面がこすれる

装置を付けた直後や調整後は、頬の粘膜(口の内側を覆うやわらかい組織)が刺激を受けることがあります。矯正用ワックスで当たる部分を覆うと、一時的に保護できます。

ワイヤーや装置がずれている

ワイヤーの端が伸びた、ブラケットが歯から外れて動く、ブラケットへワイヤーを留める細い固定線が飛び出した場合は、慣れだけでは改善しません。自分で切ったり押し込んだりせず、写真を撮って矯正歯科へ連絡します。

傷・口内炎ができている

白や黄色の浅い傷があり、食べ物がしみることがあります。装置の刺激以外も原因になり得るため、繰り返す、大きくなる、長引く場合は歯科医師へ見せてください。

受診までの一時対応

  • やわらかい歯ブラシで周囲を清潔にし、強くこすらない
  • 刺激している装置を矯正用ワックスで覆う
  • 硬い物、辛い物、熱すぎる物など、傷へ当たりやすい食事を避ける
症状で連絡先と時期を分ける

息苦しさや急速に広がる腫れは119番など救急対応を優先します。水分を取れない、膿・発熱がある場合は当日中に歯科へ連絡してください。傷が3週間治らない、普段より大きい、場所や見た目がいつもと違う場合は、歯科または医科へ受診を相談します。

診察で伝える内容

痛みが始まった日、調整日との関係、当たる装置、出血・腫れの有無、ワックスで改善したかを伝えます。同じ場所へ何度も傷ができる場合は、装置の調整や清掃方法を確認しましょう。

まとめ:傷と装置の両方を見る

ワックスで楽になっても、装置がずれていれば調整が必要です。まず傷と装置の写真を撮り、矯正歯科へ受診時期を相談してください。

参考情報


参考
What is an Orthodontic Emergency?American Association of Orthodontists


参考
Mouth ulcersNHS