口呼吸には鼻炎、扁桃・アデノイド、睡眠時無呼吸、歯並びによる唇の閉じにくさ、舌や唇の使い方など複数の要因があります。アデノイドは鼻の奥にある組織で、子どもでは大きいと鼻からの空気の通り道を狭めることがあります。歯列矯正だけで鼻呼吸になるとは限らないため、鼻・のどの症状と歯並びを分けて確認します。
鼻づまり・いびき・無呼吸は耳鼻咽喉科へ
鼻づまり、鼻水、いびき、睡眠中に呼吸が止まる様子、日中の強い眠気があれば、いつから続くかと睡眠中の様子を記録して耳鼻咽喉科へ相談します。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は、鼻づまりの原因として鼻炎、副鼻腔炎、鼻茸、小児のアデノイドなどを挙げています。
参考
鼻の症状(2026年8月11日確認)日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
歯並びと口の閉じにくさは矯正歯科で確認
前歯が出て唇を閉じにくい、前歯がかみ合わない、舌が前へ出る場合は、歯列、顎の骨格、唇と舌の状態を矯正歯科で確認します。口呼吸だけを原因と決めず、鼻の治療歴や睡眠中の症状も伝えてください。
自己流の口閉じテープを避ける理由
鼻が通りにくい状態で口をテープでふさぐと、必要な呼吸を妨げるおそれがあります。いびきや口の乾燥があっても、原因を確認する前に使わず、耳鼻咽喉科または睡眠を診る医療機関へ相談してください。
受診時期を症状で分ける
- 119番:強い呼吸困難、顔色や唇が青い・悪い、起こしても反応が鈍いなど反応がおかしい。
- 当日中の医科相談:睡眠中に呼吸が止まる様子を目撃したが、現在は普段どおり呼吸し反応も安定している。
- 数日以内:鼻づまり、いびき、のどの乾燥、日中の眠気が続く。
- 通常の矯正相談:症状が安定しており、口の閉じにくさや歯並びを評価したい。
参考
こんな時は迷わず119へ(2026年8月11日確認)厚生労働省
まとめ
鼻・のどの症状は耳鼻咽喉科、口の閉じにくさやかみ合わせは矯正歯科へ伝えます。両方ある場合は、それぞれの検査結果を共有できるか確認しましょう。

