リテーナーが壊れた・割れたら?応急処置と作り直し

リテーナーが壊れた・割れたら?応急処置と作り直し

接着剤で修理しない

壊れたリテーナーを市販の接着剤で直したり、ワイヤーを自分で曲げたりしないでください。鋭い、痛い、大きく変形した装置は無理に使わず、破片を保管して担当医院へ連絡します。

リテーナーの種類別・壊れ方と対応

種類主な破損対応
透明マウスピース型ひび、割れ、穴、変形鋭い・合わない場合は使用せず写真を送る
ワイヤー付き取り外し式ワイヤーの曲がり、樹脂の割れ曲げ戻さずケースへ保管
固定式接着が一部外れた、ワイヤーが切れた引っ張らず、早めに医院へ連絡

壊れたときの確認手順

STEP.1
口の中を確認
傷、出血、外れた部品、歯の動きを確認します。
STEP.2
装置を保管
破片も捨てず、洗いすぎず専用ケースへ入れます。
STEP.3
写真を撮る
装置全体、破損部、装着時の浮きを撮影します。
STEP.4
医院へ連絡
壊れた日時、原因、痛み、最後に正常だった日を伝えます。
STEP.5
代替装置を確認
予備や以前の装置を使うかは医院の指示を受けます。

少し割れただけなら使える?

小さなひびでも広がったり、歯へかかる力が変わったりする場合があります。完全に入り、痛みがない場合でも、継続使用の可否を写真で確認してもらいます。鋭い縁を自分で削りません。

固定式リテーナーが外れた場合

固定式は一部の接着が外れると、その歯だけ動くことがあります。ワイヤーが舌へ当たる場合は、医院指定の矯正用ワックスで一時保護し、引き抜きません。歯の間へフロスを無理に通さないでください。

修理と作り直しの違い

破損部位と装置の種類により、修理、調整、再接着、新しい歯型・スキャンによる再作製を選びます。歯が後戻りしている場合は、現在位置で保定するのか、再治療するのかを先に決めます。

費用と期間

保証期間、破損原因、装置の種類、他院作製かどうかで異なります。診察料、スキャン・歯型、修理、再作製、送料、予備装置を含む総額と受取りまでの日数を確認します。

緊急性のある状態

破片を吸い込んで息が苦しい、激しい咳や胸痛がある場合は119番を検討します。強い出血、顔面外傷、急な腫れも通常の破損とは分けて医療機関へ相談します。

よくある質問

壊れたリテーナーは捨ててよいですか?

修理や原因確認に使えるため、医院の確認までケースで保管します。

以前のリテーナーを使えますか?

現在の歯に合うとは限りません。無理に押し込まず医院へ確認してください。

他院でも作り直せますか?

対応できる医院はありますが、新しい検査・スキャンと治療履歴の確認が必要になる場合があります。

まとめ

リテーナーが壊れたら自己修理せず、破片と装置を保管して写真を撮ります。使用継続、予備装置、修理・再作製、後戻りへの対応を担当医院へ確認してください。

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参考文献


参考
矯正歯科治療後の保定装置は必要なのでしょうか?日本臨床矯正歯科医会


参考
RetainersBritish Orthodontic Society


参考
What is an Orthodontic Emergency?American Association of Orthodontists