矯正中にガムがついた!マウスピース・ワイヤー別の取り方と注意点

ガムが矯正装置についたら、引っ張って取ろうとするのをやめましょう。歯に固定されたワイヤーと、自分で取り外せるマウスピースでは、できることが違います。説明書にない方法で取り除こうとせず、まず装置が外れたり変形したりしていないか見てください。

ガムがついたとき、最初に分ける状態
状態最初の対応
マウスピースを普段どおり外せる教わった方法で外し、説明書どおりに清掃する
マウスピースが外れにくい強く引かず、矯正歯科に連絡する
ワイヤーやブラケットについた自分で装置を外さず、医院に除去方法と受診時期を聞く

マウスピースについたガムはどう取る?

取り外せる装置は、医院で教わった手順で外します。外れにくいときは無理に引っ張らず、治療中の矯正歯科へ連絡してください。

外した後は、製品の説明書や医院の指示に沿って清掃します。ガムの除去に使える薬品や加熱方法を自己判断で追加せず、説明書で許可される清掃の範囲にとどめてください。通常の清掃で取れない場合は、ガムがついた場所の写真を用意し、医院へ取り除き方を聞きましょう。

ガムが残る、ひびや変形がある、歯に戻すと浮くときは、装着してよいかを医院へ確認します。現在の装置を休むか、前後の装置を使うかは治療段階で異なるため、自己判断で次の装置へ進めないでください。

ワイヤーやブラケットから取れないとき

ブラケット(歯の表面につける小さな留め具)やワイヤーは、自分で取り外す装置ではありません。ガムと一緒に引っ張ったり、針金を曲げたりしないでください。ガムが残るときは、治療中の矯正歯科に連絡し、医院で取り除く必要があるか、いつ受診するかを聞きます。

装置が動く、ブラケットが外れた、針金が刺さって痛むときは、次の予約を待たず当日中に医院へ連絡してください。連絡時は、ガムがついた場所、外れや変形、痛みの有無、次回予約日を伝えると状況が分かりやすくなります。

装置の部品が見当たらない・飲み込んだ疑いがあるとき

ガムを取ろうとした後に部品がなくなっていたら、単に外へ落ちたのか、飲み込んだのか、気道(空気の通り道)に入ったのかを自分だけで判断しないでください。

  • 息苦しい、声が出しにくい、意識がおかしいときは119番へ連絡します。
  • 部品がなくなった直後から激しいせきが続くときも、119番へ連絡してください。
  • せきや息苦しさはないものの部品を飲み込んだ疑いがあるときは、当日中に治療中の矯正歯科へ連絡し、部品の種類や形を伝えて医療機関への受診が必要か確認してください。

部品がなくなった時刻と、その前後の症状を伝えましょう。

ガムがつかないようにするには

英国の公的医療機関NHSは、固定式の矯正装置にガムが付着することがあるため、かまないよう案内しています。取り外し式でも、装着中の飲食や清掃方法は製品と治療計画により異なります。自分の装置で避ける食品を、次の診察で確認しておきましょう。

参考情報

確認日:2026年9月10日。


参考
BracesNHS(2026年6月29日見直し)


参考
Guidelines for the management of aspirated or ingested foreign bodiesBritish Orthodontic Society


参考
こんな時は迷わず119へ厚生労働省

装置が頬に当たるときの一時的な保護については、ワックスの使い方も確認できます。

参考情報の確認日:2026年9月10日。