矯正中の「炎症」には、装置が頬をこすってできる口内炎、汚れが残って起こる歯肉炎、歯の根の感染などがあります。見た目が赤いという共通点だけで対処は決まりません。痛む場所、腫れ、膿、発熱、装置の破損を分けて確認します。
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症状から連絡時期を分ける
| 状態 | 考える問題 | 行動 |
|---|---|---|
| 装置が当たり浅い傷がある | 粘膜(口の内側を覆う組織)の刺激 | ワックスで一時保護し、改善しなければ数日以内に相談 |
| 歯ぐきから出血、赤い腫れ | プラークによる歯肉炎など | 数日以内に受診日を相談 |
| 膿、強い腫れ、発熱、飲み込みにくい | 感染の可能性 | 当日中に歯科または医療機関へ連絡 |
| 息苦しい、声が出しにくい、意識がおかしい | 気道や全身状態への影響 | 119番へ連絡 |
受診までにできること
外れた装置や飛び出したワイヤーが当たる場合は、矯正用ワックスで覆います。装置を自分で切ったり、膿を押し出したりしないでください。歯ぐきが腫れていても強く磨かず、やわらかい歯ブラシで毛先が当たる強さを歯科衛生士に確認します。
口内炎が長引く場合
装置が同じ場所へ当たり続けると傷が治りにくくなります。一方、口の中のできものには口内炎以外もあります。日本歯科医師会は、1週間以上長引く、または大きくなる場合は歯科へ相談するよう案内しています。
診察で伝える内容
いつから、どの場所が、何に触れると痛いか、膿や発熱があるかを伝えます。装置が外れていれば写真を撮り、最後の調整日も伝えてください。炎症という一語だけでなく症状を具体化すると、受診時期を判断しやすくなります。
浅い傷、歯ぐきの炎症、感染を分けて対応します。膿や強い腫れ、発熱、飲み込みにくさがある場合は当日連絡し、傷が長引く場合も装置の調整を含めて歯科へ相談してください。
参考
口の中のできもの(日本歯科医師会)確認日:2026年8月11日
参考
放っておかないでこんな症状(日本歯科医師会)確認日:2026年8月11日
参考
緊急性の高い症状(厚生労働省)確認日:2026年8月11日


