矯正とホワイトニングの順番|装置別に時期を確認

矯正とホワイトニングを同じ時期に進められるかは、装置の種類、むし歯や歯ぐきの状態、詰め物・被せ物の有無で変わります。ホワイトニングは薬剤で自分の歯の色を明るくする処置です。矯正中に行いたい場合は、使う薬剤と装置を両方の担当医へ伝え、実施する時期を決めます。

ワイヤー矯正中は装置の付いている面を確認する

歯に付ける小さな留め具をブラケットと呼びます。歯の表面に装置がある場合は、どの範囲を処置できるか、色の差をどう確認するかを担当医へ質問してください。装置を外してから行う案も含めて比べます。

矯正用アライナーを薬剤用トレーと決めつけない

マウスピース型矯正装置と、ホームホワイトニング用のマウストレーは目的や設計が異なります。矯正用装置へ市販薬や処方された薬剤を自己判断で入れず、製品、使用量、使用時間を歯科医師へ確認してください。

歯に小さな突起(アタッチメント)が付いている場合も、処置できる範囲を聞いてください。冷たい物などがしみる症状(知覚過敏)や歯ぐきの痛みが出た場合は使用を止め、症状と使用した薬剤をホワイトニングを担当した歯科へ伝えて、再開方法を確認します。

保定中はリテーナーの扱いを聞く

保定は、動かした歯を安定させる段階です。リテーナーという保定装置を使いますが、これもホワイトニング用トレーとして使えるとは限りません。取り外し式か歯に固定する式かも伝え、薬剤と一緒に使えるかを担当医院へ確認します。

詰め物・被せ物の色合わせは順番が重要

ホワイトニングで明るくなるのは主に天然歯で、レジンの詰め物やクラウンなどの人工物は同じようには変化しません。レジンは歯科用の樹脂、クラウンは歯を覆う被せ物です。

前歯の人工物を作り直す予定がある場合は、矯正、ホワイトニング、色合わせの順番を三つの処置の担当者で共有してください。健康な歯を削る処置を、色だけを理由に急いで決めないことも大切です。

相談時に伝えること

相談する時期医院へ伝えること
ワイヤー矯正中装置が付いている面と、外す予定
マウスピース矯正中装置名、歯の突起の有無、使いたい薬剤
保定中歯並びを保つ装置の種類と、使用する時間
詰め物・被せ物の作り直し前自然な歯の色に合わせる時期と、再作製の必要性

確認した公的情報

以下を2026年9月11日に確認しました。


参考
ホワイトニング日本歯科医師会


参考
さし歯・冠日本歯科医師会


参考
歯の漂白法の種類日本歯科医師会