大学生こそ歯列矯正のベストタイミング!?その理由を徹底解説!
「就活までに歯並びを整えたいな…」「社会人になる前にコンプレックスを解消したい!」なんて、歯列矯正に興味を持っている大学生、多いんじゃないでしょうか?実は、大学時代って歯列矯正を始めるのにすっごく良いタイミングなんです!なぜなら、社会人に比べて自分でスケジュールを調整しやすいから!講義の合間に通院したり、長期休みに合わせて治療をスタートしたり…なんてことも可能なんです!
でも、いざ始めようと思っても、「装置って目立つのかな?」「バイトやサークルに影響でない?」「費用はどのくらい?」など、気になることだらけですよね。わかります!矯正には、装置の見た目や話しにくさ、痛み、歯磨きの面倒さ、食事の制限、そしてもちろん費用や通院時間など、現実的な負担も確かにあります。だからこそ、始める前にしっかり情報を集めて、自分の大学生活と両立できる計画を立てることが、とーーっても大切なんです!
この記事では、大学生の皆さんのそんなギモンや不安を解消するために、矯正装置の選び方から期間、費用、リスク、そして大学生活と上手に両立させるコツまで、皆さんの目線で徹底的に整理しました!この記事を読んで、矯正への一歩を踏み出すきっかけになったら嬉しいです!
この記事で紹介するのは、あくまで一般的な情報です。あなたの歯並びや噛み合わせ、生活スタイルによって最適な治療法は変わってきます。最終的な方針は、必ずクリニックで先生の診断と説明を受けて決めてくださいね!
種類がたくさん!私にぴったりの矯正装置はどれ?【徹底比較】
歯列矯正と聞いて、どんな装置を思い浮かべますか?ギラギラの金属の装置?それとも透明なもの?今は本当に色々な選択肢があるんですよ!大きく分けると、歯の表面に装置をつける「表側ワイヤー矯正」、歯の裏側につける「舌側(裏側)矯正」、そして取り外しができる「マウスピース型矯正」の3つが主流です。それぞれに見た目、取り外しの可否、自己管理のレベルが全然違います。就活の面接、ゼミでの発表、接客のアルバイトなど、大学生活のいろんなシーンを想像しながら、自分に合った装置を見つけていきましょう!
一目でわかる!矯正装置タイプ別・特徴早見表
まずは、それぞれの装置の特徴を比較してみましょう!どれが自分に合っているか、イメージしてみてくださいね。
装置タイプ | 見た目 | 取り外し | 自己管理 | 清掃のしやすさ | 食事のしやすさ | 通院頻度の目安 |
---|---|---|---|---|---|---|
表側ワイヤー矯正 | 見えやすいが、透明な装置もある | 不可 | 比較的楽 | やや難しい(専用グッズが必須!) | 慣れが必要(硬いもの・粘着物は注意) | 3〜4週間に1回程度 |
舌側(裏側)矯正 | ほとんど見えない! | 不可 | 普通 | 難しい(慣れと工夫が必要) | 慣れが必要(ワイヤー同様) | 3〜4週間に1回程度 |
マウスピース型矯正 | 目立ちにくい! | 可能(食事・歯磨き時) | 最重要!(装着時間を守ることが絶対条件) | 比較的しやすい | 装置を外せば普段通り! | 1〜3ヶ月に1回程度 |
通院間隔はあくまで一例です。歯の動き具合や治療計画、クリニックの方針によって変わります。試験や旅行、留学などの予定がある場合は、早めに先生に相談するのが成功のカギですよ!
タイプ別にもう少し詳しく見てみよう!
それぞれの装置について、もっと掘り下げて解説しますね!メリット・デメリットを知って、自分に合うか判断しましょう。
【王道で確実!】表側ワイヤー矯正
昔からある、最もポピュラーな治療法です!歯の表側に「ブラケット」という小さな装置をつけて、そこにワイヤーを通して少しずつ歯を動かしていきます。多くの症例に対応できるのが強みですね。
メリット:
- 歴史が長く、安定した治療結果が期待できる。
- 比較的、費用を抑えられる傾向がある。
- 舌側矯正に比べて、発音への影響が少ない。
デメリット:
- 装置が表側にあるため、どうしても目立ってしまう。
- 装置の周りに食べ物が詰まりやすく、歯磨きが大変。
- 口内炎ができやすい。
「見た目が気になる…」という人には、ブラケットが白いセラミックやプラスチックでできた「審美ブラケット」や、ワイヤーが白くコーティングされた「ホワイトワイヤー」という選択肢もありますよ!金属のタイプよりは費用が少し上がりますが、見た目の印象はかなり変わります!
銀座で働く現役歯科衛生士の木村さん
【誰にもバレたくない派へ】舌側(裏側)矯正
「絶対に矯正していることを知られたくない!」そんな人に人気なのが、歯の裏側(舌側)に装置をつける方法です。正面からは装置が全く見えないので、接客のアルバイトや就職活動中でも、見た目を気にせず過ごせます!
メリット:
- とにかく目立たない!矯正していることに気づかれにくい。
- 表側に比べて、装置がついていても虫歯になりにくいというデータも。
デメリット:
- 装置が舌に当たりやすく、慣れるまで違和感や発音のしにくさを感じることがある。
- 自分で見えない部分なので、歯磨きが非常に難しい。
- 高度な技術が必要なため、他の方法より費用が高くなる傾向がある。
特に話しにくさは、サ行やタ行、ラ行が発音しづらくなることが多いです。でも、ほとんどの人は1ヶ月くらいで慣れてきます!アナウンサーや人前で話すお仕事を目指している人は、慣れるまでの期間をしっかり考慮してスタート時期を決めるといいですね!
【自己管理が得意な人向け】マウスピース型矯正
透明なマウスピースを段階的につけ替えていくことで、歯を動かしていく比較的新しい治療法です。目立ちにくく、自分で取り外しができる手軽さから、大学生にも大人気!
メリット:
- 透明なので、装着していてもほとんど気づかれない。
- 食事や歯磨きの時に外せるので、衛生的で快適!
- ワイヤー矯正に比べて、痛みや違和感が少ない傾向がある。
- 金属アレルギーの心配がない。
デメリット:
- 1日20~22時間以上の装着が必要!自己管理ができないと計画通りに進まない。
- 歯の動かし方に限界があり、全ての症例に対応できるわけではない。
- 装着したままジュースなどを飲むと、虫歯のリスクが非常に高くなる。
- 紛失・破損すると再作成に費用と時間がかかる。
マウスピース型矯正で一番大事なのは、とにかく装着時間を守ること!「ちょっとくらい外しても大丈夫でしょ~」なんて油断していると、計画通りに歯が動かず、治療期間がどんどん延びてしまうことも…。飲み会が多い人や、つい外しっぱなしにしちゃいそうな人は、本当に自分にできるか、よく考えてから選んでくださいね!
この記事の筆者
大学生活のイベント別!装置選びのポイント
あなたの大学生活を思い浮かべて、どの装置が合いそうかチェックしてみましょう!
- 就活・インターン:見た目が最優先なら、舌側矯正かマウスピース型矯正がおすすめ。ただし、舌側矯正は発音に慣れる期間を見込んで、就活が本格化する半年~1年前には始めたいところ!
- 留学・長期実習:通院がしばらくできなくなる可能性を考慮!マウスピース型なら数ヶ月分のアライナー(マウスピース)を先にもらえることも。ワイヤー矯正の場合は、出発前にトラブルが起きにくいか、緊急時の連絡方法などをしっかり確認しておきましょう。
- 吹奏楽部・アナウンス研究会など:口周りをよく使う活動をしている人は、装置による影響を考えたいですね。特に舌側矯正は舌の動きが制限されるので、慣れるまで大変かも。マウスピース型は本番の時だけ外す、ということもできますが、装着時間が短くならないように注意!
- 運動系のサークル・部活:人と接触する可能性のあるスポーツ(ラグビー、格闘技など)では、表側矯正だと口の中を怪我するリスクがあります。そんな時は、取り外しのできるマウスピース型の方が安心かもしれません。ただ、汗をかいて水分補給する時、糖分のあるスポーツドリンクはNG!虫歯のリスクが一気に上がるので、必ず水にしましょうね。
気になる!歯列矯正にかかる期間と通院のリアル
歯列矯正って、どのくらいの期間がかかるのか気になりますよね。これは本当に人それぞれで、歯並びの状態や抜歯の有無、選ぶ装置、年齢などによって大きく変わります。一般的には、歯を動かす「動的治療期間」が数ヶ月~3年程度、そして動かした歯を定着させる「保定期間」が1~3年程度かかると言われています。
矯正が終わっても油断は禁物!「保定(ほてい)」が超重要!
「やったー!装置が外れたー!」で終わりじゃないのが、歯列矯正の重要なポイント!実は、矯正治療が終わった直後の歯は、まだ元の位置に戻ろうとする力が働いています。これを「後戻り」と言います。せっかく時間とお金をかけて綺麗にした歯並びが元に戻ってしまったら、悲しいですよね…。
この後戻りを防ぐために使うのが、「リテーナー(保定装置)」です。リテーナーを決められた時間きちんと使うことで、歯とその周りの組織を新しい位置に安定させることができるんです。この期間を「保定期間」と言い、動的治療期間と同じくらい、いや、それ以上に大切だと言っても過言ではありません!
リテーナーにはいくつか種類があります。
- マウスピースタイプ:透明で目立たない取り外し式の装置。
- プレートタイプ:歯の裏側に沿ったプラスチックのプレートと、表側をワイヤーで押さえる取り外し式の装置。
- フィックスタイプ:歯の裏側に細いワイヤーを直接接着する固定式の装置。自分では外せません。
どのリテーナーを使うか、1日に何時間つけるか、いつまで使うかは、先生の指示によって異なります。最初は1日中(食事と歯磨き以外)つけて、だんだん夜だけになる、というパターンが多いです。「もう綺麗になったからいいや」とサボってしまうと、本当に後戻りしちゃうので、先生の指示をしっかり守ることが、本当に大切ですよ!
保定期間をおろそかにして後戻りしてしまい、再治療…なんてことになったら、また費用も時間もかかってしまいます。リテーナーは、あなたの努力を無駄にしないための、大切なお守りだと思ってください!
大学生の矯正費用、ぶっちゃけいくら?支払い方法も徹底解説!
さて、一番気になるお金の話です!歯列矯正は、一部の特殊なケースを除いて基本的に自費診療(保険適用外)になるので、どうしても高額になります。大学生にとっては、かなり大きな出費ですよね。でも、事前に費用の内訳や支払い方法を知っておけば、計画的に準備を進めることができますよ!
費用の内訳を大解剖!何にいくらかかるの?
矯正治療の費用は、クリニックや地域、治療の難易度によって大きく異なりますが、一般的な目安と内訳はこんな感じです。
項目 | 内容 | 費用目安 |
---|---|---|
初診・相談料 | 先生に歯並びの悩みを聞いてもらい、治療の概要や流れ、おおまかな費用などの説明を受ける。 | 無料〜5,000円程度 |
精密検査・診断料 | レントゲン撮影、歯型採り、顔や口の中の写真撮影など、治療計画を立てるための詳しい検査。 | 30,000円〜60,000円程度 |
装置料・基本施術料 | 矯正装置そのものの費用。治療費の大部分を占める。選ぶ装置によって金額が大きく変わる。 | 60万円〜150万円程度 |
調整料(処置料) | 通院ごとにかかる費用。ワイヤーの調整や装置のチェック、クリーニングなど。 | 3,000円〜10,000円程度/1回 |
保定装置料 | 治療後に使うリテーナー(保定装置)の費用。 | 20,000円〜60,000円程度 |
観察料 | 保定期間中の経過観察で通院する際にかかる費用。 | 3,000円〜5,000円程度/1回 |
「トータルフィー制度」と「都度払い制度」、どっちがお得?
クリニックの料金体系には、主に2つのパターンがあります。これも事前に確認しておきましょう!
トータルフィー制度(総額制):
初めに提示された金額に、治療終了までの調整料や保定装置料などが全て含まれている料金体系です。治療期間が予定より延びてしまっても、追加料金が発生しないことが多いので、最初に総額がハッキリわかる安心感があります。
都度払い制度(処置料別払い制):
最初に基本施術料を支払い、通院のたびに調整料を支払っていく料金体系です。治療が早く終われば総額は安くなる可能性がありますが、逆に長引くとトータルフィー制度より高くなることも。毎回の支払いは少額ですが、最終的にいくらになるか分かりにくいという側面もあります。
どちらが良い・悪いということはありませんが、自分の性格やお金の管理のしやすさで選ぶと良いでしょう。カウンセリングの時に「こちらのクリニックはどちらの料金体系ですか?」としっかり確認してくださいね!
大学生でも安心!支払い方法の選択肢
「一括でなんて払えないよ…」という人も大丈夫!多くのクリニックでは、様々な支払い方法に対応しています。
- 現金一括払い:まとまったお金が用意できる場合の支払い方法。
- 院内分割払い:クリニックが独自に設定している分割払い。金利がかからないことが多いのが最大のメリット!
- クレジットカード払い:カードの分割払いやリボ払いが利用できます。ポイントが貯まるのが嬉しいですね!
- デンタルローン:信販会社が治療費を立て替えてくれ、患者さんは信販会社に分割で返済していく方法。金利はかかりますが、月々の負担をかなり少なくできます。アルバイト収入があれば、学生でも申し込める場合があります。
大学生の場合、親御さんに相談して費用をサポートしてもらうケースが多いと思います。その際は、なぜ矯正がしたいのか、自分の熱意をしっかり伝えて、費用のことも含めて一緒にカウンセリングに行ってみるのも良い方法ですよ!
一部のクリニックでは、学生さん向けの「学割プラン」を用意しているところもあります!カウンセリングの際に確認してみる価値はありますよ!
矯正ライフを乗り切る!食事・セルフケア完全マニュアル
矯正装置がつくと、今までの生活と少し変わることがあります。特に食事と歯磨き!でも、ちょっとしたコツを知っておけば、ストレスなく快適に過ごせますよ!
装置がついてても美味しいものは食べたい!食事のコツ
ワイヤー矯正中は、装置に絡まったり、装置が壊れる原因になったりする食べ物は避けたほうが安心です。
避けたほうが良い食べ物リスト:
- 粘着性の高いもの:ガム、キャラメル、お餅など(装置にくっついて取れなくなったり、外れる原因に!)
- 硬いもの:おせんべい、ナッツ、氷、骨付き肉など(装置が壊れたり、歯に強い痛みが出ることが!)
- 繊維質の多いもの:ほうれん草、えのき、ニラなど(ワイヤーに絡みつきやすい!)
- 着色しやすいもの:カレー、ミートソース、コーヒー、赤ワインなど(特にクリアブラケットやカラーゴムは色がつきやすい!)
でも、食べられないものばかりじゃつまらないですよね!ポイントは「食べ方」です!お肉や野菜、リンゴなどの硬い果物は、小さく切ってから奥歯でゆっくり噛むようにすれば、食べられるものもたくさんあります!麺類は、すすらずに短く切って食べると絡まりにくいですよ。外食で友達とご飯に行く時も、メニュー選びや食べ方を少し工夫すれば、十分に楽しめます!
マウスピース型矯正の場合は、食事の時に外せるので、基本的には何でも食べられます!ただし、食事の後は必ず歯を磨いてから再装着すること!これを怠ると、食べカスが歯とマウスピースの間に閉じ込められて、虫歯天国になってしまいます…!
銀座で働く現役歯科衛生士の木村さん
虫歯は絶対イヤ!矯正中の歯磨き完全攻略テク
矯正中のセルフケアで一番重要なのが歯磨きです!装置の周りは、とにかく汚れが溜まりやすい!ここでサボってしまうと、虫歯や歯肉炎、口臭の原因になってしまいます。せっかく歯並びが綺麗になっても、歯がボロボロになってしまったら元も子もないですよね。
普通の歯ブラシだけでは絶対に磨ききれないので、専用のケアグッズをフル活用しましょう!
矯正中の三種の神器:
- タフトブラシ:毛先が小さくまとまった歯ブラシ。ブラケットの周りなど、細かい部分の汚れをピンポイントで落とすのに最適!
- 歯間ブラシ・フロス:ワイヤーの下や歯と歯の間の汚れを取る必需品。ワイヤーの下を通しやすいように工夫されたフロスもあります。
- 洗口液(マウスウォッシュ):歯磨きの仕上げに使うと、殺菌効果で虫歯や歯周病、口臭を予防してくれます。
大学のキャンパスで昼食後に歯磨きする時は、全部のグッズを使うのは大変ですよね。そんな時は、持ち運び用の歯ブラシセットにタフトブラシを1本追加しておくだけでも、ケアの質がぐんと上がります!そして、夜寝る前には時間をかけて、フロスや歯間ブラシも使ってじっくり丁寧に磨く、というようにメリハリをつけるのが、長続きさせるコツですよ!
痛い?つらい?矯正治療のリアルなリスクと正直な話
キラキラしたイメージだけじゃなく、矯正治療にはいくつかのリスクやデメリットも伴います。でも、事前にどんなことが起こる可能性があるかを知っておけば、心の準備ができますし、いざという時に正しく対処できます!矯正治療で起こりうることについて、正直にお伝えしますね。
これからお話しすることは、誰にでも必ず起こるわけではありません。でも、可能性として知っておくことは、とっても大切です!
1. 歯の痛みや違和感について
これは多くの人が経験すると思います。特に、初めて装置をつけた時や、月に1回の調整でワイヤーを締めた後の2〜3日は、歯が浮くような、締め付けられるような痛みを感じることがあります。でも、これは歯がちゃんと動いている証拠!痛みのピークは数日で、1週間もすればほとんど気にならなくなります。痛い時は無理せず、お粥や豆腐など柔らかいものを食べたり、どうしても辛い時は痛み止めを飲んだりして乗り切りましょう。
2. 口内炎との戦い
特にワイヤー矯正の場合、ブラケットやワイヤーの端が唇や頬の粘膜に擦れて、口内炎ができてしまうことがあります。これは本当につらいですよね…。そんな時の救世主が「矯正用ワックス」です!粘土のようなワックスで、当たって痛い部分の装置をカバーすることで、粘膜を保護できます。これはクリニックで貰えることが多いので、ぜひ使い方を教わってください!
3. 虫歯や歯周病のリスクが高まる
これは何度もお伝えしていますが、装置がつくと歯磨きが難しくなり、磨き残しが増えるため、虫歯や歯肉炎、歯周病のリスクがどうしても高くなってしまいます。毎日の丁寧なセルフケアと、通院時のプロによるクリーニングで、お口の中を清潔に保つ意識を強く持つことが大切です!もし矯正中に虫歯ができてしまうと、矯正を一時中断して虫歯治療を優先しなければならず、治療期間が延びてしまうこともあります。
4. 「後戻り」の可能性
これも先ほどお話ししましたが、治療後の保定を怠ると、歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起こる可能性があります。リテーナーをさぼって後戻りしてしまい、再治療…なんてことになったら、時間もお金も本当にもったいないです!リテーナーは未来の自分への投資だと思って、真面目に使いましょうね!
5. 薬機法対象外の矯正装置について
マウスピース型矯正装置など、一部の装置は日本の薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)の承認を得ていない「完成物薬機法対象外」のものである場合があります。これは、海外で実績があっても日本の認可は受けていない、ということです。そのため、万が一重篤な副作用が起きた場合に、公的な救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となることがあります。治療を始める前に、使用する装置がこれに該当するのか、それによってどんな影響があるのか、しっかり説明を受けて、納得した上で治療を選択することが重要です。
矯正スタートまでの流れをシミュレーション!
「よし、矯正やってみたい!」と思ったら、どんなステップで進んでいくのか、タイムラインで見てみましょう!
まとめ:自分らしい大学生活と理想の歯並び、両方手に入れよう!
大学生の歯列矯正は、就活や卒業後の人生を見据えた、最高の自己投資だと思います!確かに、費用や時間、日々のケアなど、大変なこともあります。でも、自分のスケジュールに合わせて計画を立てやすい大学時代は、本当に絶好のチャンスなんです!
大切なのは、自分に合った装置と、信頼できる先生を見つけること。そして、自分の大学生活(勉強、サークル、バイト、就活!)と、どうやって矯正治療を両立させていくか、具体的なイメージを持つことです。この記事で、そのイメージを膨らませるお手伝いが少しでもできていたら、すごく嬉しいです!
コンプレックスだった歯並びが綺麗になると、自然と笑顔に自信が持てるようになります。思いっきり笑えるって、本当に素敵なことですよ!まずは勇気を出して、カウンセリングに行ってみることから始めてみませんか?あなたの矯正ライフを、心から応援しています!
【Q&A】大学生の歯列矯正、気になるギモンを解決!
就活の面接で見た目や発音が心配です。いつ始めるのがベストですか?
本格的な就職活動が始まる大学3年生の夏より前、できれば大学1、2年生のうちに始めるのが理想的です!そうすれば、面接の時期には装置にも慣れ、発音もスムーズになっていることが多いです。もし大学3年生から始めるなら、見た目が気になる場合はマウスピース型矯正や舌側矯正が選択肢になりますが、特に舌側矯正は発音に慣れる期間が必要なので、その点も考慮してスタート時期を決めましょう!
留学や長期の帰省があるのですが、通院はどうすればいいですか?
まずはカウンセリングの段階で、留学や長期帰省の予定があることを必ず先生に伝えてください!クリニックによっては、長期間の通院中断に対応できる治療計画を立ててくれます。例えば、マウスピース型矯正なら数ヶ月分のアライナーを事前にお渡ししたり、ワイヤー矯正ならトラブルが起きにくいように調整したりします。緊急時の連絡先や対処法もしっかり確認しておけば安心ですよ。
痛みに弱いのですが、耐えられますか…?
痛みの感じ方には個人差がありますが、ずっと痛いわけではないので安心してください!痛みのピークは、装置をつけたり調整したりした後の2〜3日です。その間は柔らかい食事を心がけたり、どうしても辛い時は市販の痛み止め(用法用量を守ってくださいね)を飲んだりして対応できます。ほとんどの方は1週間ほどで慣れてきますよ!
親に費用の相談をするのが怖いです。どうやって説得すればいいですか?
ただ「矯正したい」と伝えるだけでなく、なぜ矯正がしたいのか、自分の真剣な気持ちを伝えることが大切です!「歯並びがコンプレックスで人前で自信を持って笑えない」「就職活動に向けて綺麗な口元で印象を良くしたい」「将来の健康のために今治したい」など、具体的な理由を話してみましょう。自分で調べた費用や支払い方法の資料を見せたり、一緒にカウンセリングに行ってもらったりするのも、本気度を伝えるのに効果的ですよ!
矯正中にホワイトニングはできますか?
ワイヤー矯正中は、ブラケットがついている部分に薬剤が届かないため、色ムラの原因になるので基本的にNGです。マウスピース型矯正の場合は、マウスピースをホワイトニング用のトレーとして使える場合もありますが、まずは矯正治療に集中するのがおすすめです!矯正が終わって、綺麗になった歯並びをさらに白く輝かせるのが最高のタイミングですよ!
医療費控除は学生でも使えますか?
はい、使えます!ただし、全ての矯正が対象になるわけではありません。「噛み合わせが悪くて機能的な問題がある」と診断された場合の治療費は、医療費控除の対象になる可能性があります。単に「見た目を綺麗にしたい」という美容目的の場合は対象外です。学生さん自身に所得がなくても、生計を一緒にしている親御さんが費用を支払った場合に、親御さんの確定申告で申請することができます。領収書は絶対に保管しておきましょう!
マウスピース型矯正、本当に自分に合うか不安です…サボってしまいそう…
その不安、すごくよく分かります!マウスピース型矯正の成功は、本当に自己管理にかかっています。まずは、スマホのリマインダー機能を使ったり、専用の管理アプリを活用したりして、装着時間を意識する仕組みを作りましょう。「食事が終わったらすぐ歯を磨いて着ける」というのを、一連の流れとして習慣化してしまうのがおすすめです。自分の性格を考えて「自分には管理が難しそう…」と感じるなら、正直に先生に伝えて、取り外しの必要がないワイヤー矯正を選ぶのも賢い選択ですよ!
矯正すると顔の形って変わりますか?小顔になりますか?
歯並びが整うことで口元の印象が変わり、結果的に顔の雰囲気が変わることはあります。例えば、出っ歯が改善されて横顔のラインが綺麗になったり、噛み合わせが整ってエラの張りがスッキリしたり…というケースです。でも、骨格そのものを変えるわけではないので、「矯正=必ず小顔になる」というわけではありません。あくまで歯並びを治すことが一番の目的だと考えてくださいね!