口の端が赤くなり、開けると切れて痛む状態を口角炎といいます。矯正中に起きても、装置だけが原因とは限りません。感染や皮膚の病気など、複数の要因を診察で分けて考えます。
目次 閉じる
口の中の傷とは場所が違う
口角炎は、上唇と下唇が合わさる「口の端」にできます。頬の内側に歯に付けた装置の部品がこすれる傷や、唇にできる小さな水ぶくれとは、見える場所や形が違います。ただし写真だけで原因を決めることはできません。片側だけか両側か、赤み・割れ・かさぶたがあるかを伝えましょう。
アイルランドの公的指針は、口角炎には感染とそれ以外の要因があり、治療は原因に合わせると説明しています。カビや細菌が関わることもありますが、自分で薬の種類を決める必要はありません。
参考
Angular Cheilitis V2.0(2023年11月レビュー、2026年3月掲載)Health Service Executive, Ireland
診察で役立つメモ
| 記録すること | 具体的に見る点 | 伝える相手 |
|---|---|---|
| 口の端 | 始まった日、左右、割れ・出血・かさぶた | 歯科または皮膚科 |
| 口の状態 | 乾き、唾液がたまる、口を開けると痛む | 歯科 |
| 装置・薬 | 当たる場所、調整日、新しく使った薬 | 矯正歯科と処方した医師 |
装置が当たるなら、場所を矯正歯科へ見せてください。割れ目が続く、広がる、食事がつらい場合は、次回の調整日を待たず歯科または皮膚科へ症状を伝え、受診日を相談しましょう。薬を自己判断で塗ったり、処方薬を止めたりしないでください。
資料確認日:2026年10月9日。アイルランドの指針は一般的な口角炎の説明に参照し、日本での処方は診察で決めます。


