インビザラインGOとは?
インビザラインGOは、前歯6本から10本を矯正するための、透明マウスピースを使った矯正治療です。従来のインビザラインと同様、取り外し可能で透明なマウスピースを使うため、日常生活で目立ちにくく、歯磨きも容易です!ただし、大臼歯の矯正には対応していないため、噛み合わせの改善を希望する方には他の矯正方法が推奨される場合もあります。
インビザラインGOと他のマウスピース矯正の比較
インビザラインGOを他のマウスピース矯正と比較し、それぞれの特徴を見てみましょう!
項目 | インビザラインGO | インビザライン | クリアコレクト | アソアライナー |
---|---|---|---|---|
治療範囲 | 前歯6~10本 | 全ての歯 | 全ての歯 | 軽度の歯並び |
治療期間 | 3~6ヶ月 | 1~2年 | 1~2年 | 数ヶ月 |
費用 | 比較的安価 | 高額 | 比較的安価 | 安価 |
見た目 | 透明で目立ちにくい | 透明で目立ちにくい | 透明で目立ちにくい | 透明で目立ちにくい |
痛み | 少なめ | 中程度 | 中程度 | 少なめ |
取り扱いの容易さ | 簡単 | やや難しい | やや難しい | 簡単 |
インビザラインGOの治療ステップ
インビザラインGOの治療の流れを、タイムラインでわかりやすく紹介します!
インビザラインGO特有のリスク
インビザラインGOには、他の矯正治療とは異なる特有のリスクがあります。しっかり理解した上で治療を進めましょう。
1. 治療範囲の制限
インビザラインGOは前歯のみを対象としており、奥歯の噛み合わせを矯正することはできません。これにより、噛み合わせに問題がある場合には適用できないリスクがあります。
2. マウスピースの枚数制限
インビザラインGOでは、最大で20枚のマウスピースしか使用できません。大幅な歯列矯正には対応できないため、重度の歯並びの乱れがある場合には、他の治療法が推奨されることがあります。
3. 自己管理が必要
インビザラインGOは、1日20~22時間の装着が必要です。これを守らないと、予定通りの結果が得られない可能性があるため、自己管理が非常に重要です。
4. 歯を削るリスク
スペースが足りない場合、前歯の矯正でも歯を削る処置が必要になることがあります。これは微細な調整ですが、健康な歯を削ることには変わりませんので、事前にしっかりと歯科医師から説明を受けましょう。
よくある質問 (Q&A)
インビザラインGOはどのような人に向いていますか?
インビザラインGOは、前歯だけを短期間で矯正したい方や、軽度の歯並びの乱れを改善したい方に向いています。治療が短期間で終わり、コストも抑えられるため、忙しい方や予算に制限がある方におすすめです。ただし、奥歯の噛み合わせが気になる方には、インビザライン全体矯正など他の選択肢が適しています。
インビザラインGOの治療中、食事や歯磨きはどうすればいいですか?
食事や歯磨きの際には、マウスピースを外して行うことができます。これにより、従来の矯正装置のように食べ物が詰まる心配がありません。歯磨き後はマウスピースをしっかり洗ってから再装着することで、衛生的に保つことができます。
治療後、リテーナーは必ず装着しなければなりませんか?
はい、治療後には必ずリテーナーを装着して、矯正した歯並びを安定させる必要があります。リテーナーを使用しないと、歯が元の位置に戻る(後戻り)可能性がありますので、歯科医師の指示に従い、リテーナーを正しく使用することが大切です。
インビザラインGOは保険適用されますか?
インビザラインGOを含むマウスピース矯正は、通常は自費診療となり、保険の適用はありません。ただし、歯科医院によっては分割払いなどの支払いプランを提供しているところもありますので、事前に確認すると良いでしょう。
インビザラインGOとインビザラインの違いは何ですか?
主な違いは、治療範囲と治療期間です。インビザラインGOは前歯に特化した矯正で、治療期間は短く、最大でも20枚のマウスピースで治療が完了します。一方、インビザラインは全体の歯並びと噛み合わせを治療するため、治療期間は長くなることが多いです。
まとめ
インビザラインGOは、短期間で目立たずに前歯の矯正ができる画期的な治療法です!ただし、治療範囲や自己管理が求められるため、自分のライフスタイルや治療のゴールに合わせて、しっかりと計画を立てることが大切です。治療を始める前に、歯科医師とよく相談して、自分に合った矯正方法を選びましょう。