裏側矯正は、歯の舌に近い面へ小さな留め具(ブラケット)とワイヤーを付ける方法です。リンガルブラケット矯正、舌側矯正とも呼びます。表側に装置を付ける方法と同じくワイヤーを使い、自分で外すことはできません。
見えにくさと、舌・発音への影響を比べる
装置が歯の裏に隠れる一方、舌が触れる違和感や、話しづらさが出ることがあります。人前で話す仕事や大切な予定がある方は、治療前に日程を伝えてください。何日で必ず慣れるとは約束できません。
| 生活上の項目 | 裏側矯正で聞くこと |
|---|---|
| 舌の痛み | 擦れる場所への保護と調整の方法 |
| 発音 | 装着時期と、話しづらさが続くときの相談先 |
| 歯磨き | 見えにくい装置の周りを磨く道具と角度 |
| 費用・通院 | 装置代だけでなく追加調整と治療後の管理までの総額 |
参考
FAQs:Lingual appliances英国矯正歯科学会
表側やマウスピースとの違い
表側矯正と裏側矯正は、留め具とワイヤーを固定する場所が違います。透明なマウスピース型装置は取り外し式なので、使用時間の管理が加わります。裏側矯正を「ワイヤー矯正とは別」と考えないことが大切です。
上下とも裏側にするか、上だけ裏側にするかは、見た目の希望と治療計画を合わせて考えます。上下の歯が装置に当たらないか、必要な歯の動きに対応できるかを、担当医へ確認しましょう。
歯磨きは、自分の口で実演してもらう
歯科衛生士に、装置の周りと歯ぐきの境目をどう磨くか実演してもらいます。小さな毛束のブラシや歯間ブラシを使う場合は、場所ごとのサイズと向きも聞いてください。鏡で見えにくい所ほど、磨けたかを診察で確認してもらうと続けやすくなります。
痛み・破損は場所と状態を伝える
装置が外れた、ワイヤーが舌に当たって痛い場合は、担当医院へ連絡し、写真と痛みの有無を伝えます。指示されたワックスで一時的に覆う場合も、自分でワイヤーを切ったり曲げたりしません。
強い痛みで飲食できない場合は当日中に医院へ連絡してください。予約時には、食事・発音・清掃のどれに支障があるかも伝えましょう。
資料確認日:2026年9月11日。英国の料金例は日本の費用目安にしていません。


